精選版 日本国語大辞典 「何として」の意味・読み・例文・類語
なんと【何と】 して
※史記抄(1477)八「旗幟皆赤とて定た事を今なんとして可改ぢゃほどに申」
② 特に反語に用いて、原因・動機を強く拒否する気持を表わす。
※虎明本狂言・雁盗人(室町末‐近世初)「某がもどるまでまたせられひで、なんとしてよからふぞ」
なにと【何と】 して
※金刀比羅本平治(1220頃か)下「さて何(ナニ)としてうつべき」
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