何遜(読み)かそん(英語表記)He Xun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「何遜」の意味・わかりやすい解説

何遜
かそん
He Xun

[生]?
[没]天監17(518)頃
中国,六朝時代の梁の詩人。たん (山東省) の人。字,仲言。官名によって何水部とも呼ばれた。陰鏗 (いんこう) とともに「陰何」と称され,風景心境描写にすぐれ,また音律修辞を練る詩風で,唐の近体詩成立にも影響があった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android