余年(読み)ヨネン

デジタル大辞泉 「余年」の意味・読み・例文・類語

よ‐ねん【余年】

残りの寿命余命余生
平安に―を送りしが」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「余年」の意味・読み・例文・類語

よ‐ねん【余年】

〘名〙 残りの寿命。余生。余命。残年
菅家文草(900頃)一〇・為大学助教善淵朝臣永貞、請解官侍母表「此是区々之尺土、足老母之余年」 〔石崇‐思帰歎〕

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普及版 字通 「余年」の読み・字形・画数・意味

【余年】よねん

残年。〔後漢書、班超伝〕(班昭の上書)妾竊(ひそ)かに聞く、古(いにしへ)十五にして兵を受け、六十にして之れをす。亦た休息してに任ぜざるりと。~超の餘年に、一たび生することを得て、復(ま)た闕(けつてい)(御所の庭、御所)を見んことを(もと)む。

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