余滴(読み)よてき

精選版 日本国語大辞典 「余滴」の意味・読み・例文・類語

よ‐てき【余滴】

〘名〙 残りのしずく。また、雨のあとのしたたり。残滴余瀝(よれき)
※凌雲集(814)奉和御製春朝雨晴応製〈多治比真人〉「朝露懸余滴、残虹巻半規」 〔許敬宗‐小池賦〕

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デジタル大辞泉 「余滴」の意味・読み・例文・類語

よ‐てき【余滴】

残りのしずく。筆先に残った墨のしずく、飲み残りの杯のしずく、雨のあとのしたたりなど。残滴。余瀝よれき
何かをしたあとに残された副次的な事柄
[類語]雨滴雨垂れ雨粒しずく水滴点滴滴り一滴水玉

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普及版 字通 「余滴」の読み・字形・画数・意味

【余滴】よてき

残滴。

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