余裕綽綽(読み)ヨユウシャクシャク

デジタル大辞泉 「余裕綽綽」の意味・読み・例文・類語

よゆう‐しゃくしゃく【余裕××綽】

[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとあせらないさま。落ち着き払ったさま。「余裕綽綽たる面持ち」「初舞台にかかわらず余裕綽綽としている」

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精選版 日本国語大辞典 「余裕綽綽」の意味・読み・例文・類語

よゆう‐しゃくしゃく【余裕綽綽】

〘形動タリ〙 ゆったりとあせらないさま。悠然としているさま。落ち着き払っているさま。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の花見「火急の裡に余裕綽々と遊ぶ事によって」

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四字熟語を知る辞典 「余裕綽綽」の解説

余裕綽綽

ゆったりとあせらない様子。悠然としている様子。落ち着き払っている様子。

[活用] ―たる・―として。

[使用例] あんたは、余裕綽々じゃないですか。つまり強いんだ[尾崎一雄*芳兵衛物語|1949~50]

[解説] 「綽綽」はゆったりとして落ち着いている様子。

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