佞臣(読み)ネイシン

デジタル大辞泉 「佞臣」の意味・読み・例文・類語

ねい‐しん【×佞臣】

口先巧みに主君にへつらう、心のよこしまな臣下

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「佞臣」の意味・読み・例文・類語

ねい‐しん【佞臣】

〘名〙 (「ねいじん」とも) 主君に口先うまくこびへつらう臣下。悪がしこく、心の不正な臣下。
保元(1220頃か)下「賢者山林にかくれ、佞臣は左右にあり」
太平記(14C後)四「佞臣(ネイしん)は阿て諫せず」 〔白居易‐和陽城駅詩〕

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普及版 字通 「佞臣」の読み・字形・画数・意味

【佞臣】ねいしん

おもねる臣。

字通「佞」の項目を見る

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