侮慢(読み)ぶまん

精選版 日本国語大辞典 「侮慢」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐まん【侮慢】

〘名〙 他人をあなどり、みずからおごりたかぶること。人をばかにすること。
※古活字本毛詩抄(17C前)一七「あなとらいて侮慢の行迹をゑらうてさせらるるに依てよいぞ」
随筆蘐園雑話(1751‐72頃)「平子和は、蘐園社中にて度々春台を侮慢せしことあり」 〔書経‐大禹謨〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「侮慢」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐まん【侮慢】

慢心して他を見下すこと。
「之をいやしめ、之を―し」〈報徳記・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「侮慢」の読み・字形・画数・意味

【侮慢】ぶまん

あなどり、傲る。〔後漢書、文苑下、衡伝〕劉表~甚だ之れを禮す。言議、衡に非ざれば定まらず。~後復(ま)た表を慢し、表恥ぢて容(ゆる)すこと能はず。

字通「侮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android