俗筆(読み)ゾクヒツ

デジタル大辞泉 「俗筆」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ひつ【俗筆】

格にはずれた筆跡。俗悪な筆跡。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「俗筆」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ひつ【俗筆】

〘名〙 俗悪な筆跡。格にはずれた筆跡。下品な筆跡。また、俗人の書。
※玉塵抄(1563)五五「喪羊干易とあり。干の字ふしん、干の字が俗筆の写本の易なり。正義の本、在他」
和俗童子訓(1710)四「今時の俗筆をばならふべからず」 〔山谷題跋‐巻五・跋与徐徳脩草書後〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「俗筆」の読み・字形・画数・意味

【俗筆】ぞくひつ

俗悪な筆迹

字通「俗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android