信太の森(読み)シノダノモリ

デジタル大辞泉 「信太の森」の意味・読み・例文・類語

しのだ‐の‐もり【信太の森】

大阪府和泉市の信太山にある森。くずの葉稲荷があり、信太の狐の伝説地。[歌枕
「時鳥いまや都へいづみなる―の明け方の声」〈新後拾遺・夏〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「信太の森」の意味・読み・例文・類語

しのだ【信太】 の 森(もり)

大阪府和泉市、信太山の森。葛(くず)名所で、安倍保名とちぎった信太森白狐、葛の葉の伝説で知られる。
古今六帖(976‐987頃)二「和泉なるしのたのもりの葛の葉のちぢにわかれてものをこそ思へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android