デジタル大辞泉
「信敬」の意味・読み・例文・類語
しん‐けい【信敬】
[名](スル)信じて心から尊敬すること。しんきょう。
「我を―し、国事の為めには、死生を共にせんとぞ、誓い居たるに」〈竜渓・経国美談〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しん‐けい【信敬】
※経国美談(1883‐84)〈
矢野龍渓〉前「彼の瑪留にて
同人は是まで我を信敬し国事の為めには死生を共にせんとぞ誓ひ居たるに」
しん‐きょう ‥キャウ【信敬】
〘名〙 (「きょう」は「敬」の
呉音。「しんぎょう」とも) 信じてうやまうこと。あつく尊敬すること。
しんけい。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
信敬 しんきょう
?-1132 平安時代後期の僧。
天台宗。比叡山(ひえいざん)首楞厳院(しゅりょうごんいん)で修行。足の骨をきりとって釈迦(しゃか)像をきざみ,手の皮をはいで弥陀(みだ)三尊像をつくるなど,みずからの身骨をもって仏に供養したという。天承2年6月死去。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例