出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
長野県北部,上水内(かみみのち)郡の町。人口9238(2010)。西を黒姫山,飯縄(いいづな)山,東を斑尾(まだらお)山に囲まれた標高700mの高原にあり,北東部に野尻湖がある。中心集落の柏原と野尻,古間(ふるま)は近世,北国脇往還(現,国道18号線)の宿駅として発達した。1997年には上信越自動車道が東部を貫通し,信濃町インターチェンジは野尻湖の西側に開設された。主産業は観光と農業で,黒姫・飯縄山麓では酪農が行われる。県下でも有数の豪雪地帯で,スキーやキャンプに訪れる人が多く,大正末期に外国人の別荘が造られてから有名になった。近年,黒姫山山麓ではスキー場,別荘地の開発が進められるとともに,コスモス園,ラベンダー園,童話館など,各種の施設が開設されている。野尻湖はウィンドサーフィン,水上スキーなどのウォータースポーツのメッカとして全国的に有名。JR信越本線柏原駅は黒姫駅に改称された。先土器時代の杉久保遺跡や小林一茶の旧宅(史)がある。
執筆者:柳町 晴美
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…大戦末期には,航空機の大型重量化および大量運用のために,空母はますます大型化し,アメリカはミッドウェーMidway型(約4万5000トン),イギリスはイーグルEagle(約3万7000トン)およびアーク・ローヤル(約4万3000トン)の建造を開始したが,完成はいずれも戦後に持ち越された。日本では,大和型戦艦の3番艦を急きょ計画変更して信濃(約6万2000トン)を建造した。 一方,これら正規空母のほかに大戦中,戦線が拡大し,空母の損耗が激しくなるにつれ,戦時補充として多数の軽空母,護衛空母が建造された。…
…大戦中は連合艦隊旗艦として使用されたが,航空主体の近代海戦においてはすでに主砲威力を有効に発揮する機会がなく,戦争末期の45年4月,水上特攻部隊として沖縄に向け出撃し,九州南西方において多数の米艦載機の攻撃を受けて沈没した。なお,2番艦〈武蔵〉は42年三菱長崎造船所で完成,44年10月レイテ沖海戦において沈没,3番艦〈信濃〉は,建造途中で航空母艦に改装され,44年11月横須賀海軍工廠で完成,同月潮岬沖で潜水艦の雷撃により沈没,4番艦は開戦後建造が中止された。【本多 一郎】。…
※「信濃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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