修行位(読み)しゅぎょうい

精選版 日本国語大辞典 「修行位」の意味・読み・例文・類語

しゅぎょう‐い シュギャウヰ【修行位】

〘名〙 淳仁天皇の天平宝字四年(七六〇)、僧位として設けられた四位(法師位・伝灯位・修行位・誦持位)九階のうち、下四階の総称修行僧に懈怠・過失がある場合、僧綱へ訴えるものという。
続日本紀‐天平宝字四年(760)七月庚戌「故其修行位。誦持位。唯用一色

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デジタル大辞泉 「修行位」の意味・読み・例文・類語

しゅぎょう‐い〔シユギヤウヰ〕【修行位】

僧位として設けられた二色九階のうち、下四階の称。修行法師位・修行満位・修行往位・修行入位。

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