修行者(読み)しゅぎょうじゃ

精選版 日本国語大辞典 「修行者」の意味・読み・例文・類語

しゅぎょう‐じゃ シュギャウ‥【修行者】

〘名〙 (「しゅぎょうしゃ」とも)
仏道修行をする者。
諸国托鉢遊行して仏道や修験道などの修行をする者。
平家(13C前)一〇「山伏修行者(シュギャウジャ)〈高良本ルビ〉のやうにて高野ばいで」 〔晉書‐鳩摩羅什伝〕
武道技芸などを修業する人。

すぎょう‐ざ スギャウ‥【修行者】

〘名〙 (「す」は「しゅ」の、「ざ」は「じゃ」の直音表記) 仏道を修行する人。しゅぎょうじゃ。すぎょうじゃ。
伊勢物語(10C前)九「物心ぼそく、すずろなるめをみることと思ふに、す行者あひたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「修行者」の意味・読み・例文・類語

すぎょう‐ざ〔スギヤウ‐〕【修行者】

しゅぎょうじゃ(修行者)」に同じ。
「宇津の山にいたりて…―あひたり」〈伊勢・九〉

しゅぎょう‐じゃ〔シユギヤウ‐〕【修行者】

仏道の修行をする人。
仏道修行のため托鉢たくはつしてまわる僧。行者。
武芸を修行する人。

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