倉田 白羊(読み)クラタ ハクヨウ

20世紀日本人名事典 「倉田 白羊」の解説

倉田 白羊
クラタ ハクヨウ

大正・昭和期の洋画家



生年
明治14(1881)年12月25日

没年
昭和13(1938)年11月29日

出生地
埼玉県浦和

本名
倉田 重吉

学歴〔年〕
東京美術学校西洋画選科卒

経歴
はじめ黒田清輝、浅井忠らに師事、明治美術会、太平洋画会に参加、文展などに油絵出品。大正4年日本美術院洋画部同人となったが後脱退、11年春陽会の創立に参加、同会員となった。山本鼎が創設した日本農民美術研究所の一員として長野県上田に移り、農村美術運動を推進、信州風物詩情豊かに写実的に描いた。また児童の自由画教育にも力を注いだ。代表作に「つゆはれ」「冬」「たそがれゆく」「たき火」「冬野」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「倉田 白羊」の解説

倉田 白羊 (くらた はくよう)

生年月日:1881年12月25日
大正時代;昭和時代の洋画家
1938年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android