借家人(読み)シャッカニン

デジタル大辞泉 「借家人」の意味・読み・例文・類語

しゃっか‐にん〔シヤクカ‐〕【借家人】

しゃくやにん(借家人)

しゃくや‐にん【借家人】

家主から家を借りて住む人。店子たなこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「借家人」の意味・読み・例文・類語

しゃくや‐にん【借家人】

〘名〙 家主から家屋を借りて住んでいる人。店子(たなこ)。しゃっかにん。
俚言集覧(1797頃)「町人〈略〉又町人衆といふは家もちの事也。家もたぬは借家人と云」

しゃっか‐にん シャクカ‥【借家人】

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世界大百科事典(旧版)内の借家人の言及

【町】より

… 近世初頭にできた町の性格は,中・後期にかなり変わってくる。それは町内部で,地主・家持(いえもち)の層と店借(たながり)・借家人の層との階層分化が進んでくるためである。近世の都市住民のなかでの店借層の比率は,奥羽・北陸では20~30%であるが,瀬戸内地域では50~60%で,地域により異なっている。…

※「借家人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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