偏狭(読み)ヘンキョウ

デジタル大辞泉 「偏狭」の意味・読み・例文・類語

へん‐きょう〔‐ケフ〕【偏狭/×褊狭】

[名・形動]
自分だけの狭い考えにとらわれること。度量の小さいこと。また、そのさま。狭量。「―な考え方」「―な性格
土地などがせまいこと。また、そのさま。狭小。「―な領土
[派生]へんきょうさ[名]
[類語](1狭量狭隘けちマイオピアみみっちいいじましいせせこましい狡辛こすからさもしい卑しいせこい陋劣ろうれつ低劣卑怯ひきょう姑息こそく小量けつの穴が小さい近視眼的一面的一方的管見短見場当たり盲目的微視的ミクロ/(2狭い狭苦しいせせこましいきつい手狭てぜま狭小狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈猫のひたい手狭い猫額びょうがく所狭い方寸尺寸せきすん寸土立錐の地ナロー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「偏狭」の読み・字形・画数・意味

【偏狭】へんきよう

性急で心がせまい。

字通「偏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android