偶中(読み)ぐうちゅう

精選版 日本国語大辞典 「偶中」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐ちゅう【偶中】

〘名〙 偶然に的中すること。まぐれ当たり。
浮世草子新可笑記(1688)一「それ人相をもって善悪をしる事〈略〉偶中(グウチウ)といふ事もあり」
※伊沢蘭軒(1916‐17)〈森鴎外〉二一九「わたくしの推測は偶中した」

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デジタル大辞泉 「偶中」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐ちゅう【偶中】

偶然に的中すること。まぐれあたり。
偶発言訳が―の功を奏した時」〈漱石明暗

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