偽朝(読み)ぎちょう

精選版 日本国語大辞典 「偽朝」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ちょう ‥テウ【偽朝】

〘名〙 系統の正しくない、にせの朝廷
※園太暦‐文和二年(1353)六月二七日「於偽朝、殊致祈祷、并今度没落輩、同可相尋」

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普及版 字通 「偽朝」の読み・字形・画数・意味

【偽朝】ぎちよう(てう)

正統でない朝廷。晋・李密情事を陳ぶる表〕臣少(わか)くして僞に仕へ、(へ)たり。本(もと)より官を圖りて、名を矜(ほこ)らず。

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