傍目・岡目(読み)おかめ

精選版 日本国語大辞典 「傍目・岡目」の意味・読み・例文・類語

おか‐め をか‥【傍目・岡目】

〘名〙 (「おか」は傍、局外の意) 他人行為を脇から見ていること。局外者立場から見ること。傍観。ほかめ。おかみ
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)三「諸国の出店町々の取次所、岡目からも二三百貫目の居なしにて」
人情本春色梅児誉美(1832‐33)三「人間さまざまの活業(たたずまひ)、あるが中にも他見(オカメ)には、楽で小いきな風俗(とりなり)と、うらやましくも思はるる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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