傍目八目・岡目八目(読み)おかめはちもく

精選版 日本国語大辞典 「傍目八目・岡目八目」の意味・読み・例文・類語

おかめ‐はちもく をかめ‥【傍目八目・岡目八目】

〘名〙 (局外から他人囲碁を見ると、打っている人よりも形勢がよくわかる意から) 局外から観察する者のほうが、当事者よりかえって物事真相利害得失がはっきりわかることのたとえ。
歌舞伎傾城浅間嶽(徳川文芸類聚所収)(1698‐1704)「しぬるかいきるか大じの碁を、ふうふはおかめ八目で、おれがなんぎを悲しみて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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