僭用(読み)センヨウ

デジタル大辞泉 「僭用」の意味・読み・例文・類語

せん‐よう【×僭用】

[名](スル)身分資格を越えて使用すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「僭用」の意味・読み・例文・類語

せん‐よう【僭用】

〘名〙 分限を越えて使用すること。一定の身分、範疇の人が使うべき物をそれ以外の人が勝手に使用すること。
※閑耳目(1908)〈渋川玄耳救世軍の卑劣「官職の称呼を僣用(センヨウ)すると否とは勝手には許れまい」 〔南斉書‐高帝紀論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android