精選版 日本国語大辞典 「億劫」の意味・読み・例文・類語
おっ‐こう オクコフ【億劫】
[2] 〘形動〙 たやすくすることがむずかしいさま。転じて、面倒で気が進まないさま。おっくう。
※談義本・当世花街談義(1754)二「其の法と言は、殊外(ことのほか)おっこうにて中々むさと授けられぬものなれど」
おっ‐くう オククフ【億劫】
〘名〙 (形動)(「おくこう」の変化した語) わずらわしくて気が進まないさま。めんどうくさいこと。おっこう。
※咄本・近目貫(1773)「そんなおっくうな事じゃない」
おっくう‐が・る
〘自ラ五(四)〙
おく‐こう ‥コフ【億劫】
〘名〙 ⇒おっこう(億劫)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報