優遊・優游(読み)ゆうゆう

精選版 日本国語大辞典 「優遊・優游」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ゆう イウイウ【優遊・優游】

〘名〙 (形動タリ)
① ゆったりとして心のままに楽しむこと。また、のどかでこせつかないこと。また、そのさま。遊優
※続日本紀‐養老五年(721)正月甲戌「冝於百僚之内、優遊学業、堪師範、特加賞賜、勧励後生
撰集抄(1250頃)八「花にえてし紅葉に優遊する事、隠逸の如くに侍り」 〔詩経大雅巻阿
② 優柔不断で過ごすこと。また、そのさま。〔漢書‐児寛伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android