元嘉体(読み)ゲンカタイ

デジタル大辞泉 「元嘉体」の意味・読み・例文・類語

げんか‐たい【元×嘉体】

中国で、元嘉期に興った詩風謝霊運顔延之鮑照ほうしょうらが代表的詩人。華麗な文体山水の美を詠じた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「元嘉体」の意味・読み・例文・類語

げんか‐たい【元嘉体】

〘名〙 中国の詩体一つ。六朝時代宋の元嘉年代の詩人、謝霊運・顔延之・鮑照などの詩体。洗練された技巧で山水の美を描いた。〔滄浪詩話‐詩体〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android