元綱(読み)もとづな

精選版 日本国語大辞典 「元綱」の意味・読み・例文・類語

もと‐づな【元綱】

〘名〙 車などに綱をつけて引く時の、その綱のもとの方。また、それを引く人。
※俳諧・談林十百韻(1675)上「挙屋入たがひにゑいやと引力に〈在色〉 成ほどおもき恋のもと綱〈松臼〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「元綱」の意味・読み・例文・類語

もと‐つな【元綱】

《「もとづな」とも》綱をつけて物を引くとき、引かれる物に近い方の綱。また、それを引く人。⇔先綱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android