先を折る(読み)さきをおる

精選版 日本国語大辞典 「先を折る」の意味・読み・例文・類語

さき【先】 を 折(お)

事をし始めようとするところを、じゃまして、しにくくする。でばなをくじく。勢いづいているところをじゃまする。さきを枯らす。
浮世草子傾城色三味線(1701)大坂末社言葉の先をおって、『皆迄いふな』と、はやのみこんで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「先を折る」の意味・読み・例文・類語

さき・る

物事をしはじめようと勢いづいているところをさまたげる。でばなをくじく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android