光産業(読み)ひかりさんぎょう(英語表記)photoelectronics industry

百科事典マイペディア 「光産業」の意味・わかりやすい解説

光産業【ひかりさんぎょう】

オプトエレクトロニクス産業とも。レーザー光ファイバーなどの光技術を応用した製品を製造する産業の総称光ファイバーなどの光部品,光通信システム,光ディスク装置などの光機器・装置などの各分野がある。最近では,半導体レーザーを用いたMO光磁気ディスク)やDVDなどの記憶媒体の伸びが予想され,次世代を担う産業の一つとして考えられている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「光産業」の意味・わかりやすい解説

光産業
ひかりさんぎょう
photoelectronics industry

光学技術と電子技術を融合した製品を製造する産業。初期の主製品は光ファイバや発光受光素子などの光通信機器,各種のレーザー加工装置などであったが,最近は光ディスク,コンパクトディスク (CD) ,CD-ROMなどの記録媒体を中心とした光情報処理機器に重心が移っている。半導体レーザーや記録媒体用新素材の開発,LAN・VANなど情報通信システムの進歩に伴って市場規模が急速に拡大している。

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