光芒（読み）こうぼう

精選版 日本国語大辞典

こう‐ぼう クヮウバウ【光芒】

〘名〙

① 尾をひく光のすじ。光のほさき。ひかり。多く彗星にいう。

※台記‐天養二年（1145）五月一二日「慧星猶見、但無_二光茫_一〈十三日又同〉、去八日其光薄細」 〔史記‐天官書〕

② 他よりも一段とすぐれて目立っているところをいう。

※ぼらのへそ（1956‐57）〈中野好夫〉凡夫礼賛「ことに光芒(コウボウ)を放っているのは最後の殉節である」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

こう‐ぼう〔クワウバウ〕【光^×芒】

尾を引くように見える光のすじ。ひとすじの光。「光芒を放つ」「光芒一閃いっせん」
[類語]光・明かり・灯・灯火・ともし火・輝き・煌きらめき・光線・光明こうみょう・光輝こうき・光耀こうよう・光彩・閃光せんこう・ライト・明るみ・薄明かり・月明かり・星明かり・雪明かり・川明かり・花明かり・街明かり・窓明かり・ほの明るい・薄明るい・余光・薄明・かわたれ時・たそがれ・たそがれ時・残照・夕明かり・おぼろ・微光・ほのめく・薄ら日・ほのぼの・トワイライト

出典　小学館