光輝(読み)コウキ

デジタル大辞泉 「光輝」の意味・読み・例文・類語

こう‐き〔クワウ‐〕【光輝】

ひかりかがやくこと。かがやき。「光輝を放つ」
名誉。ほまれ。「光輝ある伝統」
[類語](1輝き光彩光明明かり灯火ともし火きらめき光線光耀こうよう光芒こうぼう閃光せんこうライト明るみ薄明かり月明かり星明かり雪明かり川明かり花明かり街明かり窓明かりほの明るい薄明るい余光薄明かわたれ時たそがれたそがれ時残照夕明かりおぼろ微光ほのめく薄ら日ほのぼのトワイライト/(2名誉栄冠栄光栄誉光栄誉れ栄名声誉盛名令名英名勇名雷名威名佳名驍名ぎょうめい高名嬌名きょうめい好評有名著名名うて誇り面目めんぼく名利余栄家名いさお勲功巨歩偉功殊勲誉望雷名功名功成り名遂げる死に花死に花を咲かせる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「光輝」の意味・読み・例文・類語

こう‐き クヮウ‥【光輝】

〘名〙
① (━する) ひかりかがやくこと。また、光。かがやき。〔文明本節用集(室町中)〕
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録一二「金玉の指環光輝(クヮウキ)を放ち」
② 名誉。ほまれ。
※詩序集(1133頃)月下客衣冷詩序〈藤原永範〉「誠是朝之管轄、抑亦国之光暉(ク)也」
※政党評判記(1890)〈利光鶴松〉一「楠正成忠臣の光輝を万載に放つ所以は」 〔春秋左伝注‐襄公二〇年〕

ひかり‐かがや・く【光輝】

〘自カ五(四)〙 (古くは「ひかりかかやく」)
① 光を放ってきらめく。
更級日記(1059頃)「仏の御丈六尺ばかりにて、金色(こんじき)にひかりかかやき給て」
② 人などが、かがやくばかりに美しく見える。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「あたりひかりかかやきて、見る人眩(まばゆ)きまでみゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「光輝」の読み・字形・画数・意味

【光輝】こう(くわう)き

かがやき。〔孟子、尽心下〕充實するを之れ美と謂ひ、充實して光輝るを之れ大と謂ひ、大にして之れをするを之れと謂ふ。

字通「光」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android