入夫(読み)にゅうふ

精選版 日本国語大辞典 「入夫」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ふ ニフ‥【入夫】

〘名〙
① 家つきの娘、または、寡婦(かふ)のところに婿としてはいること。
随筆耳嚢(1784‐1814)五「外より入夫して跡を立」
民法旧規定もとで、戸主である女性と結婚して、その夫となること。また、その夫。
民法(明治二九年)(1896)七三六条「女戸主入夫婚姻を為したるときは入夫は其家の戸主と為る」

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デジタル大辞泉 「入夫」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ふ〔ニフ‐〕【入夫】

民法旧規定で、戸主である女性と結婚して、その夫となること。また、その夫。
入り婿むこ

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