デジタル大辞泉 「入舞」の意味・読み・例文・類語 いり‐まい〔‐まひ〕【入舞】 1 「入綾いりあや」に同じ。2 物事の終わり。「東国、北国も乱れたり。…世既に至極せり。―にや」〈盛衰記・二八〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「入舞」の意味・読み・例文・類語 いり‐まい ‥まひ【入舞】 〘名〙① =いりあや(入綾)※幸若・しつか(室町末‐近世初)「入まひになりければ、しづやしづしづがをだまきくりかへし、むかしを今に、なすよしもがなとうたひすましたりければ」② 物事の終わり。また、そのさまをたとえていう語。※源平盛衰記(14C前)二八「東国北国も乱たり。諸寺諸山静ならず。懸らず共あらばや世既に至極せり。入舞(イリマイ)にや」③ 能楽で、決められた番組のほかに、臨時に入れて演じる仕舞や囃子(はやし)のこと。 いる‐まい ‥まひ【入舞】 〘名〙 ⇒いりまい(入舞) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報