入船亭扇橋(9代)(読み)いりふねてい せんきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「入船亭扇橋(9代)」の解説

入船亭扇橋(9代) いりふねてい-せんきょう

1931-2015 昭和後期-平成時代の落語家
昭和6年5月29日生まれ。昭和32年3代桂三木助に入門して木久八を名のる。のち5代柳家小さん門にうつり,さん八をへて45年9代を襲名し,真打となった。56年芸術祭優秀賞。「文七元結(ぶんしちもっとい)」「鰍沢(かじかさわ)」などの古典落語を得意とした。俳句をたしなみ「東京やなぎ句会」の宗匠もつとめた。平成27年7月10日死去。84歳。東京出身。飯能高中退。本名は橋本光永。俳号は光石。著作に「扇橋歳時記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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