精選版 日本国語大辞典 「入銀」の意味・読み・例文・類語
にゅう‐ぎん ニフ‥【入銀】
〘名〙
① (江戸時代に用いられた語) =にゅうきん(入金)①
※浮世草子・好色盛衰記(1688)三「外よりは過分の入銀」
② 江戸時代、本の出版に際し、購入希望者が予約金を納めること。また、その金銭。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三一「治って風桜板下に(ちり)はめて〈友雪〉 入銀の山おのづから雲〈近雪〉」
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