全身全霊(読み)ゼンシンゼンレイ

デジタル大辞泉 「全身全霊」の意味・読み・例文・類語

ぜんしん‐ぜんれい【全身全霊】

からだと心のすべて。体力精神力のすべて。「研究全身全霊をささげる」
[類語]懸命命懸け必死死に物狂い捨て身大わらわ躍起決死不惜身命ふしゃくしんみょう大車輪八面六臂一所懸命一生懸命全力総力死力渾身入魂

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精選版 日本国語大辞典 「全身全霊」の意味・読み・例文・類語

ぜんしん‐ぜんれい【全身全霊】

〘名〙 からだと精神のすべて。その人のもっている体力と精神力のすべて。
※或る女(1919)〈有島武郎〉前「木部の全身全霊を爪の先き想ひの果てまで自分のものにしなければ」

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四字熟語を知る辞典 「全身全霊」の解説

全身全霊

体と心のすべて。その人のもっている体力と精神力のすべて。

[使用例] 「水を、水を、水を下さい、…ああ、…お母さん、…姉さん、…光ちゃん」と声は全身全霊を引裂くように迸り[原民喜*夏の花|1947]

[使用例] 感ずることですよ。全身全霊で、それを明確に感ずることですよ[武田泰淳*異形の者|1950]

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