八丈[町](読み)はちじょう

百科事典マイペディア 「八丈[町]」の意味・わかりやすい解説

八丈[町]【はちじょう】

東京都八丈支庁に属し,伊豆諸島八丈島と,西の沖合八丈小島を占める町。八丈島西岸に大賀郷(おかごう),東岸に三根(みつね),八丈小島南端に宇津木(うつぎ)などの集落がある。温暖多雨で,諸島中唯一の水田があり,牧畜,野菜・観葉植物栽培,漁業が行われる。特産黄八丈がある。東京港から定期船,八丈島空港に東京から定期空路が通じ,観光客が多い。72.23km2。8231人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の八丈[町]の言及

【八丈実記】より

…近藤富蔵守真(1805‐87)が著した幕末の八丈島の地誌。全69巻のほか拠巻と称する稿本が残る。…

【八丈島】より

…面積68km2,人口9476(1995)。西約4kmにある無人の八丈小島とともに東京都八丈支庁八丈町に属する。八丈島は北西部の西山(八丈富士。…

※「八丈[町]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android