八分目(読み)はちぶんめ

精選版 日本国語大辞典 「八分目」の意味・読み・例文・類語

はちぶん‐め【八分目】

〘名〙 十分の八。また、物を控えめにすること。「腹八分目」。
浮世草子・風流曲三味線(1706)四「燗鍋取て八分目(ブンメ)(つ)げば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「八分目」の意味・読み・例文・類語

はちぶん‐め【八分目】

10分の8の分量。8割程度。「コップに水を八分目ほど入れる」
物事を控えめにすること。ほどほどの程度。「腹八分目

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android