八月大名(読み)はちがつだいみょう

精選版 日本国語大辞典 「八月大名」の意味・読み・例文・類語

はちがつ‐だいみょう ハチグヮツダイミャウ【八月大名】

〘名〙 農家にとって八月は、一年うちで最も仕事が少なく、気楽な月であることをいう。《季・秋》
※ホトトギス雑詠選集‐秋(1941)〈高浜虚子選〉「干草を終へて八月大名かな〈有馬草秋〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android