八田氏(読み)はったうじ

世界大百科事典(旧版)内の八田氏の言及

【常陸国】より

…83年(寿永2)の志(信)田義広(源義広)の乱ののち,国府を含む南郡の惣地頭職は下河辺行平に与えられ,また常陸守護には八田知家が任じられた。89年(文治5)の奥州藤原氏の征討,93年(建久4)の常陸大掾多気(たけ)義幹の没落,北条氏と近い吉田郡内を本拠としていた馬場大掾氏の台頭と八田氏(小田(おだ)氏)の筑波山周辺の地域への進出など,新旧勢力の交替は著しい。しかし最も注目すべきは,北条氏得宗勢力のこの国への進出である。…

※「八田氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android