六つの花(読み)むつのはな

精選版 日本国語大辞典 「六つの花」の意味・読み・例文・類語

むつ【六つ】 の 花(はな)

雪の異称。その形が樹枝状六花結晶であるところからいう。六花(りっか)。《季・冬》
廻国雑記(1487)「冬地儀 おしなべて草木にかはる色もなし誰かはむつの花とみるらん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「六つの花」の意味・読み・例文・類語

むつ‐の‐はな【六つの花】

の異称。6弁の花のように結晶するところからいう。
「おしなべて草木にかはる色もなし誰かは―と見るらん」〈廻国雑記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android