精選版 日本国語大辞典 「六座」の意味・読み・例文・類語
ろく‐ざ【六座】
[1] 〘名〙 令制の太政官官人である弁官の異称。弁官は左右に分かれ、おのおのに大・中・少弁があって計六名を定員とするところからの称であるが、後、中・少弁のいずれかに権官一名を任じ、七弁(しちべん)の称が多く用いられた。六弁。
※類従本讚岐典侍(1108頃)下「惟成の弁を入道殿一条院にわたりて、もとの如くろくさにてつかはんと仰せられけるを」
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