六日町温泉(読み)むいかまちおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「六日町温泉」の意味・わかりやすい解説

六日町温泉
むいかまちおんせん

新潟県南東部、南魚沼市(みなみうおぬまし)にある温泉。1957年(昭和32)天然ガス井戸を試掘中、豊富な温泉に掘り当たり、以来温泉開発が急速に進んだ。現在は魚沼丘陵東麓(とうろく)の西山温泉と、坂戸(さかど)城跡西麓の東山温泉の二つの温泉街を総称して六日町温泉とよんでいる。泉質塩化物泉で、国民保養温泉地指定されている。JR上越線六日町駅下車。近くにミナミスキー場をはじめとするスキー場があり、坂戸城跡は国指定史跡。

[山崎久雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六日町温泉」の意味・わかりやすい解説

六日町温泉
むいかまちおんせん

新潟県南東部,南魚沼市にある温泉。魚野川に沿う水田の中に,1957年天然ガス試掘中に湧出。泉質は食塩泉泉温は 54℃。市街地東部に,ヘルスセンターもでき観光的要素の強い坂戸地区と,西部の八箇峠山麓の保養向きの西山地区とに分かれている。国民保養温泉地に指定。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android