六百六号(読み)ろっぴゃくろくごう

精選版 日本国語大辞典 「六百六号」の意味・読み・例文・類語

ろっぴゃくろく‐ごう ロクヒャクロクガウ【六百六号】

〘名〙
① (エールリヒ秦佐八郎の試薬中第六〇六番目の意) サルバルサンの俗称。梅毒鼠咬症ワイル病などスピロヘータやトリパーゾースの感染症に効く。
② 梅毒、また、花柳病性病をいう俗語

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「六百六号」の意味・読み・例文・類語

ろっぴゃくろく‐ごう〔ロクピヤクロクガウ〕【六百六号】

梅毒薬のサルバルサンの符号名。エールリヒ秦佐八郎はたさはちろうが606番目に合成した化合物なのでいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android