六種拳(読み)ろくしゅけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六種拳」の意味・わかりやすい解説

六種拳
ろくしゅけん

密教用語。最も基本とされる6種類の印相 (いんぞう) 。印相とは,おもに手指を種々に組んで現し出す象徴的な形をいう。六種拳とは金剛拳 (こんごうけん) ,蓮華拳 (れんげけん) ,内縛拳 (ないばくけん) ,外縛拳 (げばくけん) ,如来拳 (にょらいけん) ,忿怒拳 (ふんぬけん) 。 (→印契 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android