共分散(読み)キョウブンサン

デジタル大辞泉 「共分散」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぶんさん【共分散】

2つの変数関係を示す値。各変数の偏差平均値との誤差)の積を平均したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「共分散」の解説

共分散

 相関係数n−1で割った値.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の共分散の言及

【数理統計学】より


[関連度]
 各個体に2種類の標識があって,それらの値をX1,X2,……,Xn,Y1,Y2,……,Ynとしよう。Xのほうが大きくなるにつれてYのほうが大きくなる傾向があるか(正の相関がある場合),それとも逆の傾向があるか(負の相関がある場合),問題の2標識の関連の度合を表す量として共分散CX,Yや相関係数rX,Yがある。それらはおよびで計算される。…

※「共分散」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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