共喰い(読み)トモグイ

デジタル大辞泉 「共喰い」の意味・読み・例文・類語

ともぐい【共喰い/ともぐい】[書名]

(共喰い)田中慎弥小説昭和の終わりの地方都市を舞台に、暴力と性、少年鬱屈うっくつを描く。平成23年(2011)発表。第146回芥川賞受賞。平成25年(2013)映画化。
(ともぐい)河崎秋子の小説。明治時代後期の北海道を舞台に、山奥で生きる猟師クマ戦いを描く。令和5年(2023)刊。第170回直木賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「共喰い」の解説

共喰い

①田中慎弥の短編小説。2011年発表。同年、第146回芥川賞受賞。
②2013年製作の日本映画。①を原作とする。監督青山真治脚本:荒井晴彦。出演:菅田将暉、木下美咲、光石研、田中裕子ほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android