其の事となし（読み）ソノコトトナシ

デジタル大辞泉「其の事となし」の意味・読み・例文・類語

１取り立てていうこともない。なんということもない。
「―・けれど、世の中の物語などしつつ」〈源・蜻蛉〉
２特定のこととは限らず、何事につけても。
「堀川相国は、美男のたのしき人にて、―・く過差を好み給ひけり」〈徒然・九九〉

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...