具志堅幸司(読み)ぐしけん こうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「具志堅幸司」の解説

具志堅幸司 ぐしけん-こうじ

1956- 昭和後期-平成時代の体操選手,指導者
昭和31年11月12日生まれ。大阪の清風高で力をつけ,日本体育大在学中アキレス腱をいためたが,努力克服。昭和56年世界選手権個人総合3位。58年の同大会で2位。59年ロス五輪で個人総合とつり輪で2個の金メダル獲得。60年引退。日本体育大女子短大助教授などをへて,平成17年日本体育大教授。19年日本体操協会理事。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の具志堅幸司の言及

【体操】より

…この間,個人戦でもしばしば上位に入賞し,68年のメキシコ・オリンピック大会の床運動で,金,銀,銅メダルを独占した。個人戦でのメーンエベントである個人総合でも,1964年東京オリンピック大会で遠藤幸雄が初めて優勝したのをはじめ,68年メキシコ大会,72年ミュンヘン大会で加藤沢男が2連勝,84年ロサンゼルス大会でも具志堅幸司が優勝した。その後,しばらく日本の体操競技は低迷を続けていたが,95年福井県鯖江市で開催した世界選手権大会では男子団体総合で2位になるなど,再び上位進出を果たした。…

※「具志堅幸司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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