具足親(読み)グソクオヤ

デジタル大辞泉 「具足親」の意味・読み・例文・類語

ぐそく‐おや【具足親】

武家時代男子元服をして初めてよろいかぶとを身につける際に、それを着せた人。その武勇にあやかれるような人が選ばれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「具足親」の意味・読み・例文・類語

ぐそく‐おや【具足親】

〘名〙 武家で、男子が元服して甲冑の着ぞめをするとき、その具足を着せる役をつとめる人。特にその武勇にあやかるようにと、武功ある人を選んだ。
※俳諧・類船集(1676)以「烏帽子おや、具足おや、とりおやと云も家の子歟」

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