典麗(読み)テンレイ

デジタル大辞泉 「典麗」の意味・読み・例文・類語

てん‐れい【典麗】

[名・形動]きちんと整っていて美しいこと。また、そのさま。「典麗な姿」
[類語]美しい麗しいきれい秀麗端麗美麗流麗壮麗見目好い見目麗しい端整佳麗艶美艶麗あでやか妖艶豊麗妖美見好い小綺麗美妙ビューティフルピトレスクピクチャレスクラブリービューティープリティー身綺麗美美びびしいきらやか鮮やか華麗華美鮮麗清麗優美美的妖麗楚楚そそ清楚せいそ瀟洒しょうしゃあか抜けこざっぱり洒落しゃれ小洒落こじゃれスマートシックドレッシー純美玲瓏れいろう着映えきらびやか洒落しゃれ薄皮のけたようみやびやか優雅みやび高雅典雅風雅優形やさがた上品ゆかしい奥ゆかしいしとやかたおやか女性的エレガント女らしい女女めめしい女くさい女振り女っ気婉麗えんれい優優静淑優婉閑雅婉然窈窕ようちょう温雅物柔らか気高い気品雅趣高尚つつましいつつましやかしおらしい清雅高踏雅致﨟長ろうたけるみやびる端雅都雅やんごとない高貴

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精選版 日本国語大辞典 「典麗」の意味・読み・例文・類語

てん‐れい【典麗】

〘名〙 (形動) 典雅で美麗なこと。ただしくてうるわしいこと。また、そのさま。
※黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉三「中に数多い典麗(テンレイ)漢詩は大抵諳記された」 〔南史‐臧厳伝〕

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普及版 字通 「典麗」の読み・字形・画数・意味

【典麗】てんれい

整っていて美しい。〔梁書、文学上、鍾伝〕時に居士何胤(かいん)、室を山にく。山、洪水を發し、樹石を漂拔(へうばつ)し、此の室のみ獨り存す。(衡陽王)元(くわう)に命じて瑞室を作らしめ、以て之れを旌表(せいへう)す。辭甚だ典麗なり。

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