内之浦[町](読み)うちのうら

百科事典マイペディア 「内之浦[町]」の意味・わかりやすい解説

内之浦[町]【うちのうら】

鹿児島県大隅半島東部,肝属(きもつき)郡の旧町。大部分国有林山地で,内之浦湾に面し主集落の漁港がある。ポンカンサヤエンドウの栽培,ブリ漁などを営む。1962年設置の東大の宇宙空間観測所は1970年2月日本最初の人工衛星おおすみ〉を打ち上げた。火崎はソテツ自生地(特別天然記念物)。2005年7月肝属郡高山町と合併し町制,肝付町となる。179.36km2。4863人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android